共同研究開発

よりよい医療を実現するため、医療・研究機関や企業と連携し、新技術・商品に関する共同研究開発を推進しています。社内外の知識や技術を組み合わせることにより、新たな価値の創出を目指します。

共同研究開発事例

過去に行った共同研究開発事例を紹介します。

脛骨前方移動量測定器 弘前大学大学院 医科学研究科 石橋恭之教授、青森県庁、有限会社ビット・テックと脛骨前方移動量を定量評価できる軽量かつコンパクトな測定器で、ラックマンテストの容量で簡単に測定できる脛骨前方移動量測定器「KMI」を開発しました。 KMI
腰椎分離症用腰椎装具 腰椎分離症の進行期および終末期に疼痛を管理しつつ、スポーツ復帰を支援する腰痛装具として背部を完全に面で支持できる装具でありながら、腰部の病態に合わせて脊部のサポート強度を調整することができる腰椎装具「ライトブレース・RS」を開発しました。 ライトブレース・RS
生活支援視点の変型性膝関節用装具 変形性膝関節症(以下膝OA)用装具の開発のため、膝OA患者を対象に、装着による生体力学的影響ならびにユーザビリティ・インターフェイスに関して研究を行い、軟性膝サポーター「OAライト・プロ」、「OAシームレス・プロ」、ならびに足底板「OAインソール・キット」を開発しました。 OAライト・プロ
OAシームレス・プロ
OAインソール・キット
高滑性皮膚保護剤 褥瘡発生前後の脆弱な皮膚を保護するため、皮膚にかかるずれ応力を極少化することで、外力による皮膚へのダメージを受けにくい床ずれ予防用皮膚貼付剤「リモイスパッド」を開発しました。 リモイスパッド
褥瘡予防用車いすクッション 有限要素解析により、褥瘡発生時の内部応力とゲルおよびフォームの材料特性値による影響の研究をもとに臨床評価・分析を行い、荷重分散性に加え体表面の通気性を高めた車いす用クッション「リフレア」を開発しました。 リフレア
弾性ストッキング 医療用弾性ストッキング開発のため、日本人の下肢形態について1万人におよぶデータを分析・研究し、日本人の脚を的確に圧迫し抹消から中枢に向かって下肢の静脈血流を確保する「アンシルクシリーズ」を開発しました。 アンシルクシリーズ
アンシルク・プロJ
肩関節初回脱臼保存療法用装具 肩関節前方脱臼に対する保存療法としての外旋位固定法に関し、その至適固定期間と肢位を明らかにするため、0週群、3週群、6週群の3群に分け、6カ月後、12カ月後、24カ月後の再脱臼率の調査を行い、軽度外旋位保持装具「ショルダーブレース・ER」を開発しました。 ショルダーブレース・ER
TFCC損傷用手関節装具 腱鞘炎と言われる傷害の多くが三角線維軟骨複合体(以下TFCC)損傷の傷害であることから、適切な部位の圧迫と固定肢位を保持することでTFCC損傷に対して有用な手関節用サポーター「リストケア・プロ」の開発しました。 リストケア・プロ
PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)後用皮膚保護剤 胃瘻造設により栄養管理を行う際、胃瘻ボタン(埋め込み型)と皮膚との間から強酸性の胃液などが漏出してくる場合があり、皮膚障害を発生してしまうことが多いことから、pH高緩衝機能を有する皮膚保護剤によって胃瘻ボタン周囲の皮膚保護を目的とした「ペグケアー」を開発しました。 ペグケアー
瘻孔用装具
イレオストミー用装具
瘻孔用装具、イレオストミー用装具開発のため瘻孔やイレオストミーから排泄されるアルカリ性排泄物による周囲皮膚障害を改善するpH緩衝性と高耐久性を有する皮膚保護剤を研究し、瘻孔用装具「ウエルケア・ドレーン」とイレオストミー用装具「イレファイン」の面板に採用しました。 ウエルケア・ドレーン
イレファイン
スポーツ障害支援足関節装具 テーピングテープによる固定と足関節装具について、装着中の運動パフォーマンスの評価ならびに模擬的な内反捻挫の動きを再現した実験装置によって、足関節の制動性に関する機能比較評価を実施した結果、作用効果保持時間はテーピングテープより装具の方が優れることがわかりました。足関節内反捻挫の再発予防装具として「アンクルガードシリーズ」を開発しました。 アンクルガードシリーズ
放射線治療用患者固定具 複数回におよぶ放射線治療時に患者の体位を固定する用具の開発のため、当社の1液湿気硬化固定材の技術を生かし、高いモデリング性(固定精度)と再現性に加え、低い放射線吸収率を実現した「モールドケア」を開発しました。 モールドケア
椎体指示固定用外固定装具 自社装具と水硬化固定材の技術と医療現場での治療的固定技術を融合させ、患者の背部形状に合わせたキャストステーを医師がその場で成形することで患者の背中の形にフィットする固定が診察後すぐに開始できるハイブリット装具として、カバー付きキャスティングシステム「フィットキュア・スパイン」を開発しました。 フィットキュア・スパイン
訓練機能付下肢筋力測定装置 リハビリテーション現場で医療関係者と患者が理解を共有しづらい筋力に対して、測定と訓練を簡易化・可視化する装置をつくり、疫学研究にてデータをアルゴリズムとして搭載した筋力測定器「ロコモスキャン」を開発しました。 ロコモスキャン
患者QOL視点肩関節装具 入院時から退院後の日常生活までの肩関節の安静保持に着眼し、フィット性に優れたエアーバッグのパッドと人間工学を配慮して、医療現場のニーズを具現化した肩関節装具「ショルダーブレース・エアーフィット」を開発しました。 ショルダーブレース・エアーフィット