撥水性スキンケアクリーム
Water-Shedding Skin Care Cream
皮膚のバリア機能と
『オムツ内のスキントラブル』の
原因と対策
皮膚バリア機能とは
皮膚の表層には2つの機能があり、
これを皮膚のバリア機能といいます。
*アレルゲン:アレルギーを引き起こす原因となるもの。
花粉、ダニの死骸、ホルムアルデヒドなど、数多くの種類がある。
花粉、ダニの死骸、ホルムアルデヒドなど、数多くの種類がある。
皮膚のバリア機能が低下すると、
少しの外的刺激でも影響を受けやすく、
皮膚トラブルが起こりやすくなります。
正常な皮膚(イメージ図)

機能が低下した皮膚(イメージ図)

正常な皮膚を維持するためには、
乾燥や過湿潤(ムレ等)、外的刺激から
肌を守ることが大事です。
乾燥や過湿潤(ムレ等)、外的刺激から
肌を守ることが大事です。
原因と対策
『オムツ内のスキントラブル』の原因
オムツ内のスキントラブルが発生するメカニズムは複雑ですが、
その原因となる要素は、大きく3つあります。
1
便や尿(排泄物)との接触
便には酵素や大腸菌などの腸内細菌が、尿には体内の老廃物などが多く含まれています。これらは肌にとっての刺激物となり、肌にダメージを与えます。
また、細菌の餌となり、細菌が増えやすくなります。

便の中にある消化酵素やアルカリ性の傾向にある水様便が、皮膚に刺激を与えます。

皮膚に付着し時間が経過した尿はアルカリ性となり、皮膚に刺激を与えます。
2
尿や汗によるムレ
オムツは漏れを防ぐ構造になっているため、オムツ内は汗や尿の水分により、高温多湿な環境となります。
これは肌をふやけさせ、ふやけた肌は傷つきやすくなります。また、細菌にとって住みやすい環境のため、細菌が増えやすくなります。

オムツ内はムレやすく、皮膚が浸軟※しやすい環境になっています。
※浸軟とは、皮膚が水分を含み軟化すること。ふやけ。
※浸軟とは、皮膚が水分を含み軟化すること。ふやけ。
3
拭き取りの摩擦刺激
ゴシゴシとこすって洗うことは、汚れを落とすと同時に肌を傷つけてしまいます。傷ついた肌は、排泄物の刺激や菌、ムレの影響をより受けやすくなります。