INTERVIEW 04

医療現場と深く関わることができ、
社員は熱意で溢れている。
アルケアなら、
商品企画を究められる、そう感じた。

医療機器メーカーアルケア

K. M.

商品企画/2017年入社(中途)

大学院修了後、国内の医療機器メーカーに入社。主にマーケティング業務でキャリアを積み、商品企画職を希望してアルケアに転職。入社後はナーシングケア領域の商品企画にしばらく携わり、2020年よりナーシングケアおよびウンドケア領域の商品企画を推進する「調査企画グループ」のグループ長を務める。

なぜ、アルケアに?

面接がとてもエキサイティングで、
ここなら面白い仕事ができそうだと
感じた。

前職での経験から「商品企画を究めたい」という想いがあり、それがアルケアへの転職のきっかけになりました。以前に勤めていたのもアルケアと同様の医療機器メーカーで、新卒で入社し営業をしばらく経験した後、マーケティング部門に異動し、新商品の市場導入のためのプロモーションに6年ほど携わりました。

その後、商品の企画部門を担うことになったのですが、プロモーションとはまったく方法論が異なり、当初はほとんど成果が上がらず苦労しました。それでも当時のメンバーとともに学んで試行錯誤を繰り返し、商品企画の面白さがわかり始めてきた頃、会社の経営方針の転換から商品企画チームが再編され、新商品のプロモーション部門に戻ることに。私としては、やはり新商品の企画で力を発揮したいという気持ちが強く、転職を考えるようになりました。

商品企画職を募集している企業をいくつか検討しましたが、なかでもアルケアに惹かれたのは、面接でお会いした商品企画を統括する当時の部長にインパクトを受けたからです。非常にエネルギッシュで、そもそも商品企画とはどうあるべきかというテーマで面談が大いに盛り上がりました。こうした熱い方がトップにいる環境なら、きっと面白い仕事ができるに違いない。さらに、商品企画に多くの投資を行っているとのとこで、チャレンジできる機会も多そうだと感じてアルケアを転職先に選びました。

どんな仕事をしているのですか?

医療現場に深く入りこんで課題を
調査し、
仮説検証を繰り返して
新商品を企画。

入社後は、ナーシングケア領域の商品企画を担当することになりました。医療関係者がどんな課題を抱えているのかを調査し、それを解決するための仮説を立て、設計開発者と協業しながらプロトタイプを開発。それを医療関係者に試用していただいて検証し、仕様を固めていくのが商品企画の一連のプロセスです。

最初の課題発掘がとても重要ですが、アルケアでまず驚いたのが、商品企画担当者が頻繁に医療現場を観察できること。複数の病院と現場観察の契約を結んでおり、病室まで赴いて看護師さんの手技を間近で調査できます。そこまで現場に深く入り込めることに衝撃を受けましたし、アルケアに対する医療機関からの信頼をあらためて強く感じました。こうして生のニーズに触れられるからこそ、本当にお客さまの困りごとを解決できる商品をつくり出せる。それは他の医療関係のメーカーではなかなか味わえない、アルケアならではの商品企画の醍醐味だと思います。

こうした環境の中で、入社して3年ほどはプレイヤーとして複数の新商品の企画案件を手がけ、その後にマネージャーに昇格。現在はナーシングケア領域とウンドケア領域の両方の商品企画を担うグループを率いる立場に就いています。

何のために仕事をしているのですか?

社会に貢献できる力を
さらに大きくしたい。
そのためにメンバーを成長させる。

プレイヤーとして商品企画を担当していた時は、現場で探り出したニーズをもとに自分が立てた仮説が正しいことが証明され、医療関係者の方々から評価いただけることにやりがいを感じていました。自分の仕事が医療に役立っていると肌で感じることができるのは、やはりアルケアでキャリアを積む大きな魅力です。

そして、マネージャーとしてチームを率いることになった今は、メンバーの成長がいちばんの喜びです。チーム内で絶えず勉強会などを開催したり、ことあるごとにメンバーの指導にあたり、 一人ひとりの能力を伸ばしていくことに努めています。彼らが成長し、それぞれが大きな成果を出せるようになれば、アルケアが社会に貢献できる力が大きくなり、ベストケア創造企業というミッションの実現につながっていく。そこにマネージャーとしての私の存在意義があると強く思っています。

アルケアは、まだまだ大きな可能性を秘めた企業です。現在、4つの領域で事業を展開していますが、これらをすべて網羅している国内の医療機器メーカーは他にありません。それぞれの領域で独自の技術を培っているので、事業部間でそれを転用すれば、いままでにない商品を形にできるチャンスはいくらでもある。マネジメントの立場から、そうした連携もさらに深めていきたいと考えています。

今とこれから

バイオデザインの知見も習得し、
アルケアの商品企画を
さらに進化させたい。

「商品企画を突き詰めたい」とアルケアに入社しましたが、ここは私がまさに望んでいた環境でした。商品の企画開発をレベルアップすることに対して非常に力を入れており、たとえばスタンフォード大学で開発された、医療機器にイノベーションを起こすための人財育成プログラム「バイオデザイン」などもいち早く導入しています。私も入社後、このバイオデザインについて学ぶ機会を得て、新たな知見を身につけることができました。また、アルケアはオーナー企業ですが、社長の独断だけで会社が動くようなことはなく、あらゆる局面において「社会に貢献できるかどうか」で物事が判断される。ただ売上数字を上げるためだけの商品企画は、アルケアでは求められない。常に高い志を持って仕事に臨むことができる会社です。アルケアの商品企画部門はまだまだ発展途上であり、これから強いチームを確立していくことで、アルケアをさらに進化させる力になりたいと思っています。

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