- 日々の暮らしのなかで、「誰かにちょっと話を聞いてほしいな」と感じることはありませんか?
- 今回は、そんなオストメイトの皆さまに寄り添う「オンラインピアサポートサロン ライトハウス」と、先日行われた勉強会の様子をご紹介します。
オンラインピアサポートサロン ライトハウスとは
- 公益社団法人 日本オストミー協会(JOA)本部 ピアサポート再建推進プロジェクトが運営する「オンラインピアサポートサロン ライトハウス」は、オストメイトたちの孤立を防ぎ、ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に満たされた状態)を支えるためのサロン(場所)です。
- 原疾患を問わず、『これからストーマになるかもしれない方』、『ストーマを造設したばかりの方』をはじめ、一時的ストーマの方や、すでにストーマを閉鎖された方まで、どなたでもお気軽にご参加いただけます。
設立の背景
JOAは、1969(昭和44)年に設立された「互療会」を起点としており、「互療会」の名が示すとおり、 日本におけるピアサポート(お互いの「自分で治ろうとする力」を信じ、対話でつながる仲間どうしの心の支え合い)の先駆者です。近年、ネット世代のオストメイトの中には、孤独に悩みながらも支援にたどり着けない方が多くいらっしゃいます。こうした現状を受け、蓄積されたノウハウを活かし、学びあい、分かち合うオンライン上の場所として設立されました。
名前に込めた想い
「ライトハウス(灯台)」は、暗闇の中で道しるべとなり、希望と安心感をもたらす存在です。手術前後のオストメイトが人生の新たな一歩を踏み出す際の"灯り"となるように、との願いが込められています。

オンラインピアサポートサロン ライトハウスの詳細につきましては、こちらのサイトをご覧くださいませ。
https://joa-net.org/lighthouse/
【開催レポート】勉強会 寄り添いのコミュニケーション ~ピアサポーターの視点から、本当の「傾聴と共感」を学ぶ~
- 2026年5月14日、東京の販売店・株式会社ザイタック主催の勉強会に参加いたしました。講師には、日本オストミー協会の松川紀代様が登壇。メーカーの垣根を超え、複数のストーマ装具メーカーが参加し、本当の「傾聴と共感」について深く学びました。
- 勉強会では、製品の特長を伝えること以上に、お客様が日々抱えている「言葉にならない想い」を受け止めることの大切さを再確認しました。解決を急がず、相手の言葉の奥にある想いに寄り添い、受け止める。その安心感の積み重ねが、深い信頼関係に繋がっていくことを学びました。
- また、共感とはすべての要求をただ受け入れることではなく、できないことはできないと誠実に伝えつつも、相手の心を受け止め、どうしたいのかを「一緒に考える」こと。そんな真の寄り添いこそが、これからの私たちに求められているのだと改めて感じる場となりました。

日本オストミー協会(JOA)とは?
オストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)が安心して暮らせる社会を目指しているオストメイトによるオストメイトのための障害者団体です。
- ・オストメイトの社会復帰とQOL(生活の質)向上を図るため幅広い活動をしています。
- ・国・地方自治体や地域社会に対してオストメイトの福祉増進を求めています。
- ・オストメイトの安心・安全を確保するためバリアフリーを促進しています。
- ※日本オストミー協会ホームページより抜粋
- https://joa-net.org/
まとめ
オンラインピアサポートサロン「ライトハウス」は、不安の中にいるオストメイトの皆さまの道しるべとなる温かい場所です。私たちメーカーも、今回学んだ「寄り添いの心」を大切に、皆さまが人生の新たな一歩を安心して踏み出せるよう、誠実なコミュニケーションを積み重ねてまいります。皆さまも一人で悩まず、ぜひこうした支え合いの場を活用してみてください。

