災害支援活動

2011年3月17日

東日本大震災に関する弊社対応について

医療従事者各位

アルケア株式会社 代表取締役社長  鈴木 訓夫

東日本大震災に関する弊社対応について

このたびの東日本大震災において被災されました皆さまには、心よりお見舞い申しあげます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申しあげます。

アルケア株式会社の被災地への支援および弊社商品供給についてお知らせいたします。

被災地への物資提供について

日本ストーマ用品協会・日本オストミー協会のご協力のもと、セルケアなど主なストーマ装具を被災地へ緊急支援物資としてお届けしております。すでに第1回物資が被災地域に到着しており、販売店様のご協力を得て供給を開始しております。

続いてメディカル向けの医療消耗品の提供を予定しております。主な物資としては、静脈血栓塞栓症予防ストッキング《アンシルク》、創傷ケア用品《エスアイエイド》、骨折治療用水硬性スプリント《ライトスプリント》などをリストアップしております。被災地の医療活動に従事される皆様のお役に立ちますよう、今後も関連各方面と連絡をとりながら、必要な物資を継続的にお届けする予定です。

ストーマケアの相談窓口について

被災地域でストーマケア対応にお困りの医療従事者およびオストメイトのためのストーマケア相談窓口を開設いたしました。
専任の皮膚・排泄ケア認定看護師(WOC)が電話またはメールでストーマケアに関する相談をお受けいたします。

商品供給体制について

弊社の医療機器の生産・物流機能には大きな支障は発生しておりません。平日・休日問わずフル稼働の生産体制で、被災地の医療従事者様のニーズにお応えすべく全力を挙げて取り組んでおります。

計画停電・交通網の麻痺などの影響により、配送面で多少の遅延が生じることが予想されますことをご了承くださいますようお願いいたします。

商品の供給に関しては、被災地向けへの出荷を最優先として取り組んでおります。そのため他の地域向けの出荷に一部影響が及ぶことが懸念されますが、なにとぞご理解賜りますようお願いいたします。

関連各方面への働きかけについて

計画停電が生産活動に及ぼす影響を最小限にとどめるべく、日本医療器材工業会より厚生労働省および経済産業省あてに「東北地方太平洋地震に対する医療機器の安定供給の確保に必要な行政支援について(要望)」を提出していただいております。弊社といたしましても、安定供給確保のため、東京都・千葉県はじめ関連各方面への協力要請を行なっております。

医療従事者各位におかれましてはご心配をおかけし誠に申し訳ございませんが、事情をご賢察のうえ何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。