「将来いつまで自分でケアができるだろうか?」そんな不安な気持ちをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
将来に向けて、まずはご家族やご親戚など、身近な方と情報を共有しておくことが大切です。
アルケアでは向日葵10号(2025年3月発行)のアンケ―トで、ご家族との情報共有について読者の皆さまにお聞きしました。
ストーマやストーマケアについて、ご家族にどこまで共有していますか?

向日葵10号読者アンケート 調査期間:2025年3月~5月 調査機関:アルケア株式会社 調査方法:情報誌「向日葵」10号付属の読者アンケート(紙・Web) 調査対象:情報誌「向日葵」読者(ストーマ保有者およびそのご家族)n数:1,133
アンケートの結果から、93%の方がご家族や身近な方にストーマを保有していることを伝えていることがわかりました。
一方で、「ストーマ装具やケア用品の置き場所を伝えてある」は59%、「ストーマ装具やケア用品の注文先・注文方法や交換方法を伝えてある」は約45%となっており、ストーマを保有していることは伝えているが、置き場所や注文先、交換方法を伝えていない方が多くいることがわかりました。
加えて、「セルフケアができなくなったときに、誰にケアを頼みたいかを伝えてある」についてはさらに少なく、17%に留まりました。
アンケート結果から伝えたいこと
今はご自身で装具の注文や交換などのセルフケアができていても、加齢の他、病気やケガなどの突発的な出来事によって、セルフケアが難しくなることもあります。
ご家族や身近な方がストーマを保有していることを知っていても、装具の注文方法や交換方法、セルフケアができなくなった時のストーマケアの頼み先を把握していなければ、いざというときに十分なサポートができない可能性があります。
まずは、ご家族や身近な方と話し合うことだけでも将来の備えにつながります。
年末年始は、ご家族や身近な方とゆっくり話せる機会が増えるので、この機会に、少し話してみるのはいかがでしょうか?
将来のストーマに関する備えについては、向日葵10号のストーマなんでも相談室「いざというときの備えについて」でご紹介しています。こちらからご覧ください。
https://www.alcare.co.jp/stoma-life/himawari/room/selfcare.html
