米ホリスター社製 気管内チューブ固定具「アンカーファスト」「アンカーファスト スリムフィット」国内独占販売権取得のお知らせ

医療・福祉・健康の分野でベストケアを創造するアルケア株式会社（本社：東京都墨田区、代表取締役社長：鈴木輝重、以下｢アルケア｣）は、ヘルスケア製品をグローバルに展開するホリスター・インコーポレイテッド（HOLLISTER INCORPORATED、本社：米国）より、気管内チューブ固定具「アンカーファスト」、「アンカーファスト スリムフィット」^※1などクリティカルケア領域の6商品の日本における国内独占販売権を取得しました。これにより、2021年1月1日付けでアルケアが製造販売業を登録し、1月5日より販売および情報提供活動を行います。今後はアルケアの持つ国内販売網により、全国各地、より多くの医療機関へお届けすることが可能となります。本リリースでは、気管内チューブ固定具「アンカーファスト」と「アンカーファスト スリムフィット」についてお知らせします。

※1　「アンカーファスト」、「アンカーファスト スリムフィット」は、Hollister社の商標です

容易な操作としっかりとした固定で、気管内チューブ固定を支援する専用ディバイス

「アンカーファスト」「アンカーファスト スリムフィット」は、気道確保を行うための気管挿管処置（経口法）の際に、気管内チューブの固定を支援する固定専用ディバイスです。トラックレール^※2上で気管内チューブの位置を容易に変更できるため、簡単に口腔ケアを行うことができます。

左：「アンカーファスト」、右「アンカーファスト スリムフィット」＊小柄な方に装着できるデザイン

人工呼吸器関連肺炎の予防のため、気管挿管患者には毎日看護師が口腔ケアを行う必要があります。チューブをテープで固定している場合は、口の周囲が固定され開口しにくいため、口腔ケアのたびにテープをはがします。その結果、皮膚トラブルが起きやすくなってしまいます。「アンカーファスト」「アンカーファスト スリムフィット」では、テープを使わずに固定することが可能です。
さらに、ケアをする看護師の視点においては、テープ固定と異なり、開口しやすいため口腔ケアが行いやすくなります。加えてテープをはがす・再度テープで固定するといった手間の削減や、固定方法の統一も図ることができ、忙しい看護現場の省力化、手技の標準化にも貢献します。

「ゆとりと安心」を、一緒に創る
～クリティカルケア領域におけるチューブ・ライン固定管理ソリューションを強化します～

アルケアのナーシングケア事業は、看護師の皆さまが目指す看護を実現するために、「ゆとりと安心」を一緒に創っていくことを目指しています。アルケアでは、チューブ・ライン固定管理のソリューションとして、固定手技の標準化・省力化を目指した固定用品をはじめ、スキンケア用品、抜管・抜針予防用品などを展開しています。あわせて看護業務の標準化や省力化、それらを遵守・継続していくための教育支援も行っています。このたび国内独占販売権を取得したアンカーファストなど6商品をラインアップに加え、クリティカルケア領域におけるチューブ・ライン固定管理ソリューションを強化します。今後アルケアのナーシングケア事業は、クリティカルケア領域に対する看護手技の標準化・省力化を強化し、看護現場に「ゆとりと安心」を創っていきます。

ホリスター・インコーポレイテッド（HOLLISTER INCORPORATED）の概要

アルケア株式会社　－つなぐ手あて、ひらくケア。－

アルケアは、やさしさや想いを大きな力に、ベストケア創造企業として、患者さんのこころに響く手あてをつなぎ、新たなケアをひらいていきます。予防から社会復帰にいたるまで、ケアをプロセス視点で捉え、整形外科領域、褥瘡・創傷領域、ストーマ領域、看護領域の４つの専門領域を展開しています。

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